セックスする時に迎える「フィニッシュ」。
つまりまあ、女性でいうところの「イく」ということと、男性の「射精」がそれにあたるのかな、と思っている。
女性はクリトリスを攻められてイったり、乳首だけでイったり、挿入されてイったり…と、
イくバリエーションは結構幅広くあるように思う。
一方、男性の最終到達は「射精」なので、その射精をどの場所に行うのか、ということが結構重要になるのではないだろうか。
「中出しが好き」という人もいるし、顔射がいい、という人もいる。
…「出す」場所によって快感が違う、という人はどのくらいいるんだろう?
そう思ってPCMAXなどを開いて色んな募集を見てみることにした。
出会い系での募集って、結構ストレートな欲求を書いている人が多い。
「大人のお付き合い」とか「条件があります」なんていう「隠語」のようなものを使う人もいる中、「屋外で、ローターをしこまれながら歩いてみませんか。イかなかったらご褒美をあげます」みたいな募集だってある(ご褒美…ちょっと気になる内容だった)
気になる募集
色々な欲求を持っている人もいるものだなあ、と、募集事項を舐めるように見ているうちに、気になる募集に目が止まった。
「射精する時にちょっとこだわりがあります。そんな僕とセックスしてくれませんか」
要約すると、そのような内容になっているものだった。
こういうサイトで、気になる募集を見かけた時、わたしは募集元のプロフィールを確認して、詳細まできちんと書かれているような人ならメールを投げかけてみることにしている。
顔写真は、特定もあるので掲載されていてもいなくてもいいのだけれど、例えば年齢や身長、会える時間や簡単な自己紹介が無いような人とは、どんなセックスができるのか、ということも見えなくなってしまう気がして、敬遠してしまうのだ。
「射精にこだわりがある」その人は、かなり詳細に自分のことを書いていた。
ひょっとして、読む人によっては、この内容だけで特定をしてしまうことができるのではないか…?と思うくらい。
そういう詳細過ぎる感じのプロフィールであることも気になって、一度会おう、ということになった。
やり取りを始めて二日後位に会う約束ができたので、待ち合わせ場所まで行く。
セックスする機会がない?
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健全なイメージですが、実はエロ度が高めなことで界隈では有名。
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渋い色気
プロフィールに「高杉真宙を10歳くらい老けさせた感じ」と書いてあり、
当日はグレーのスーツで待ち合わせ場所にいる、ということだったので、探してみると…いた!少し白髪交じりの渋い高杉真宙が…!
40歳という高杉さんは、とても物腰が柔らかい感じだった。
わたしで大丈夫ですか?と聞くと「バッチリだよ。…少し歩こうか」と、促してくれる。
待ち合わせをしたのは、観光地に近い場所で、多くの人で賑わっていた。
「ちょっと景色を見に行こうか」と、セックスをしよう、なんてやり取りをしていた今までが嘘のようなデートの雰囲気だ。
歩きながらお互いのことを話した。
高杉さんは独身で、会社の経営をしているらしい。職業柄、持つものや着るものなどは、非常に大きなこだわりを持っていて、生活でもルーティンを大切にしているらしい。
そんな強い自分軸を持っている人とデートや、セックスができるのかしら…。
ちょっと不安になっている、と、それを見透かすように「僕は相手にはそういうことを押し付けたりしないから。安心して」と笑顔。参りました。
「今こうして景色を見ているのも、どんな人なのかな、とか、緊張をほぐせているかな、とか、そういうところを見てはいたんだよ。もう大丈夫そうかな?」
大丈夫です、と答えると、「じゃあ、行こうか」と、ホテル街の方へ足を向けた。
用意周到
もう予約してあった、というホテルはオシャレで今人気の場所。
「雰囲気も大切にしたいから」と言いながらウェルカムドリンクを渡してくれた。
うわー、独身男性の色気!!
セックスするに緊張が走ってしまうのでは…?と思っていたら
「優しくされるのは好き…?」と、軽くキスを。
慣れている感じがまた興奮を誘って、自分で触らなくても濡れてきているのがわかる。
「もう濡れてるでしょ?」そう言いながらわたしの服を優しく脱がせて、首筋にまたキス。
こうしてエッチするの、久しぶりだ…と、今度は耳を優しく舐めてくる。
耳が結構感じて弱いので、つい喘いでしまうと、「ここ、弱いんだね…」と、
乳首を触りながら耳を攻めてくる。
正直それだけでイきそうになってしまった。されてばかりでは、と思い、わたしも高杉さんの乳首を舐めてみる。
「乳首弱いんだ…舐めるの上手だね…」と、少し吐息を漏らしながら言う。
「ほら…もうこんなに大きくなっちゃった…。」ギンギンに勃起している。
長さはあまりないけれど太くて硬そうなおちんちん。
「ごめん、もう入れたい」と、前戯もそこそこに挿入された。
すぐのセックス
攻めあう感じからいきなりのセックスになり、その意外性もあってか、すぐの挿入にもかかわらず軽くイってしまう。
「今イったかな?ナカがきゅっと締まったよ」と、腰を動かしながら高杉さんが言う。
こんなに見透かされてしまいながらセックスをするの、ちょっと恥ずかしいけどすごい感じる…。
喘ぐ声も止まらずそのまま出し入れを続けていると、
「今日は…顔にかけたいな…いい…?」と言う。
顔射、嫌いな女性もいるけどわたしは好きだし、もちろんいいよ…と言うと
「待ってね…一番かけやすい角度を考えているから…」と、正常位で動き続ける。
「イきそうだけど…もっと我慢して出したほうがたくさん出る…ッ」と、
切ない声で話しかけてくる。
自分のベストな角度と量のために、イくのを我慢する人、初めて見たな…
そんなことを考えていると「あっ…イけそう。顔射するよ…する…ああああああ…!」
と言いながら、おちんちんを引き抜き、ゴムを取って激しくしごく。
大量の精子が大きく飛んで、顔全体を覆うかのようにかかった。
「最高…すごい…。これ、写真に撮ってもいい…?」と高杉さんが言う。
拡散させないことを約束して写真を撮ってもらった。
すごく嬉しそうに「これでしばらくこの写真を見て一人でもできそうだよ」と言っている。
こだわりの顔射と、かけられている女性の顔を眺めるのがたまらないのだそうだ。
「今度は胸に出したいな。また会ってもらってもいいかな?」と高杉さんは言うが、
そうなると、また写真を撮られて「コレクション」されてしまうのかな…と思い、
その場では「いいよ」と言ったものの、次会うのはどうしようか、と、ちょっと迷っている自分もいる。
悪いこだわりではないけれど…うーん…悩み続けるのだった。