川崎は堀之内の「外国人専用ソープ」の話
「同じようなサービスなのに呼び名が違っているお店」って、ありますよね。なかでも代表的なジャンルといえば、なんといっても「セクキャバ」ではないでしょうか。セクキャバの他、おっぱいパブ(略しておっパブ)、おさわりキャバ、セクシーパブ、ツーショットキャバクラなど、さまざまな呼び名で呼ばれています。調査していくと、違いはどうやら地域によるものといえそうです。どんな傾向があるのでしょうか。
おっぱいパブとセクキャバ
セクキャバの呼び名の傾向としては、関東地区ではおっパブ、セクキャバが多く、東海地区より西のほうではいろいろな呼び名で呼ばれていることが多いようです。中間の名古屋地区では独特の分類がおこなわれていて、おっパブは「キャバクラだが、30分に1回上半身裸で客の上に乗る(基本キスや胸吸いはなし)店」とのことです。微妙にセクキャバよりソフトなので、期待していくと肩透かしを食らうかもしれません。
キャバクラがセクキャバ?
それから、北海道はすすきのでは「キャバクラといえば足のせ」だそうです。都内のキャバクラでは、おさわりはおろか、上に乗ったり、お客さんの足の上に嬢の足をのせたりすることは当然厳禁なのですが、すすきので足のせはほぼ「標準サービス」で、店に入ったら「足のせていいですか?」から会話が始まります。すすきのでキャバクラといえば「都内で言うセクキャバ」なのです。ちなみに都内で言うところのキャバクラは、すすきのでは「ニュークラブ」と呼ばれています。
ハッスルってなんだろう
その他、九州は福岡地区では、「ハッスル」なる呼び名の店があります。ハッスルといわれると、数十年前に「ハッスルタイム」という時間帯(要は「重点サービスタイム」)が用意されていたピンサロを彷彿としますが、実はおっぱいパブだそうです。おっぱいパブにもハッスルタイムがあることが多く、九州地区の呼称はどストレートに「もっとも売りのサービス」を示している、といえます。呼び名の違いの理由、それはそのまま県民性や地域性ではないでしょうか。ローカルな風俗遊びに奥行きをあたえてくれていて、興味深いですね。
文|つかもとまさし
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