早朝の誰も居ない浜辺でマイクロビキニ撮影の仕事。大きな胸が役に立つ!
私の働くデリヘルで訳アリ女子が増えた時がありました。
その中で一番年上の女の事仲良くなりましたが・・・ホストが好きで男にだらしがない性格だと分かり距離を置くようにしていました。
そんな時に、その女性の子供から夜中に電話がかかってきました。
「ママが居ない・・・助けて」
デリヘルの仕事が終わり軽く食事を取ってから眠ろうかと思っていた所へ電話がかかってきました。
相手はホストに熱を上げている女性です。
出たくなかったけど無視もなぁ~という事で出ると子供でした。
「はい、もしもし~」
「おねぇちゃん?」
その女性の子供は上が小学1年生、下は4歳でした。
話を聞いてみると起きたらママが居なくて携帯はあったので、たぶんこの名前だったと思いかけたそうです。
「今から行くから」
そう言って私はその子たちの家に向かいました。
ピンポンを鳴らすとすぐにドアが開き、大泣きしている二人が居ました。
「ママが居ない!」
と泣きながら・・・。
落ち着かせて話を聞く事にした
二人を落ち着かせて話を聞きました。
下の子に関しては落ち着いたら寝てしまったのでそのままにして上の子から話を聞く事に。
「今日、ママは休みだったよ」
そうです今日はデリヘルの仕事は休みで私は所在を知りません。
「ママはご飯食べて寝かせてくれたのだけど・・・居なくなっていた」
小学1年生です。
何時にご飯を食べて、何時に寝て・・・などの詳しい事は分からず。
「もしかしたらコンビニかもね、少しお姉ちゃんと待っていようか?」
「うん・・・」
そう言ってから上の子も寝かせました。
時間は3時過ぎです。
私が到着してから1時間は経過しています。
コンビニではないようです。
ホストかも!嫌だけど電話をかけてみる・・・
携帯電話がココにある以上、連絡を取る手段がありません。
電話をかけたくないけど・・・以前、名刺を貰ったホストに電話をかけてみました。
「おー久しぶり!」
ハイテンションでノー天気な声でイラっとします。
「あのさ、Hさんはお店に来てないかな?」
「いるいる!今日は同伴でヤッてから来た感じ~」
「電話かわって貰えない?」
そう言うとOKしてくれ電話をHさんに繋いでくれました。
「どうしたの?」
こちらも子供の事なんて忘れているような感じの明るい声。
「○○ちゃんから電話があって、ママが居ないって泣いているよ」
「えー面倒臭い~」
この一言ですよ・
「明日は小学校もあるし、帰って一緒に寝てあげたら?」
「ラストまで居るって約束したから無理~学校は休ませるし」
子供よりもホストが大事という事で半ばキレ気味で相手が電話を切りました。
私は帰って来るまで家で待っていましたが帰って来たのは7時頃でした。
私に電話をかけた上の子は怒鳴られ殴られ・・・私が止めても止めませんでした。
これが虐待、育児放棄・・・。
現実を目の当たりにして私は大いに凹みました。
文│大森心晴(元風俗嬢・元整体師)
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